えー。いい年して、お恥ずかしいが、わたしゃ、「雷」が「苦手」である。 はい。怖いんです。正直言って・・・・。 特に、「夜」の「雷」は、「苦手中の苦手」である。 まあ、そりゃ、雷が落ちて、あたる確率は、とても低くて、元々、正体は、積乱雲の中で、空気の激しい上昇、下降に伴い発生した、「巨大な静電気」の塊が、元々、電導性の低い大気を切り裂いて、放電するから、「ごろごろ」鳴るっつーのは、わかるんだけど・・・・。 こうなったのも訳があって、昔、まだ・・・・病気になっていなくて、趣味がたくさんあり、元気だった頃、・・・・はるか昔、ある高い山で、雷にあった事があるのである。 ありゃー、半端なく、恐ろしかった。ゴロゴロなんてもんではない。どかーんである。 しかも、光ったと思ったら、その次の瞬間である。もう、すぐそこというより、雷雲に囲まれているのだ。 稲妻は、縦横斜めと、さらに・・・上だけでなく、横や、山特有で、ななめ下からも。 猛烈な雨とともに、風はすごいわで。 避難していた山小屋も、ビリビリと振動するくらいの勢いだし、山の雷って、上から来るとは限らない。下からもくる可能性があるのだ。 だから、特に夏山では、早出早帰のが基本だと思うのだが、夕方になると、いつ、襲ってくるかわからない。 落雷した、電流が、地絡して、かけてある鉄瓶がチーンと鳴ったりした。 さすがに、そういう雷にあうと、山や海などで、嵐の中、静電気現象であらわれるという、髪も逆立ち、髪や爪の先も青白く光るといわれる「セントエルモの火」までは、見た事がないが・・・。 その「雷様」・・・ 今朝ってか、散歩に行く夜明け前、つらい体調の時に限って、散歩中に、闇の中、やってきたのである。 「うひゃーーーーー。」 「ぴゅーぴゅー」、と発達した「積乱雲」、特有の「荒れた強い薄ら寒い風」が吹き、傘ももってないのに、ぽつぽつ・・と来たと思ったら、ざざざざざざざざ・・・・と、猛烈な雨が降って来た。 「ぴかっ、ぴかっ、ごろごろ、ごろごろ、どっしゃーーーーん!!」 「どひゃーーーーー。」 夜明け前の「闇夜」が、あちこちで「家や山、田んぼの稲穂」を「青白いシルエット」に瞬間に変えつつ、ぴかぴかやってくれる。 「むひゃーーーーー。」 もう、ずぶ濡れである。しかも、がらがら、ぴかっ。と闇夜が瞬間だけ光ると、足元の濡れた路面が、うすーく青白く光る。 古いお墓の近くを通るときなんて、雰囲気満点である・・・。 とにかく急ぐしかないのだが、早朝は、特に体調が悪い時間帯で、倦怠感が強く、しんどく、リハビリのために、少しだけ、歩いているので、動きが鈍いのである。 気はせいても、身体は言う事をきかない。 そんな訳で、ずぶぬれ、疲労困憊になって、ようやく辿り着いた頃には、「雷雲」特有の「早さ」で、もう、山の向こうの県都のほうに去っていった・・・。 あー、明け方から、ついてないなぁ・・・とほほ。
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