のんきな大航海☆逆風帆走すくらっぷぶっく
KOEI 大航海時代Online、NOTOS イングランド所属 ☆☆☆「のんきなわいど」の、のんきすぎるLOGBOOK です。 



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過ぎ去りし時 | 旅日記
過ぎ去りし時

 先月 このブログでも触れた横浜の鴎の声が聞こえる波止場に
ふと行ってみた。

 何年ぶりだろう。実際行くのはもう10年近くなるかもしれない。

 この間に、のんき自身にもいろんなことがあった。

 挫折、転勤、競争、苦悩、出会い、友、旅、病気・・。
 今もこの港街は、変わらずのんきを迎えてくれるだろうか。

 あのころの横浜は、バブル景気に酔い摩天楼が空を目指す横で、
 寂しく古びれた倉庫と赤さびた線路の片隅でタンポポの花が風と
 話をしてた。


「断ち切られた鉄路」

 遠くで叫びつづけて変わり続ける重機の槌音と、何も変わらず
 置いて行かれる物達とが交じり合う不思議な空間だった。

 汽笛と大洋の香りの残り香が、完成してまもないベイブリッジ
 の向こうから、旅を誘う異国の香りのする街。

 久しぶりに行くと、新しい地下鉄ができていた。
 昔は国鉄の駅より、とぼとぼと廃止が近い臨港線の貨物列車
 とともに歩んだものだ。

 馬車道の駅は、これが新しい顔だといわんばかりに地下に
 大空間を作り出していた。



「馬車道の銀杏」
  
 ある意味、圧倒されるような異空間の空気と、先を急ぐ地下鉄
 にせきたてられて駅を出ると、そこには昔ながらの銀杏が秋の
 終わりを告げていた。

 新港埠頭に続く道、新港運河の船溜り。道の木々は変わらず
 とも、周りの風景は圧倒的に変わっていた。 

 天をつく「みなとみらい」の大ビル群が天空を占領し、
 はなやかな大観覧車が、時をつげつつ回っていく。



「氷川丸よりみなとみらい」

 やはり、来なければよかったかなと思いつつ、新港埠頭に
 足を踏み入れると、そこはもっと変わっていた。

 古びた倉庫、野草、置かれた古びたコンテナ、何もかもが
 無くなって、大きな広い整備された空間の中に、化粧直し
 した赤煉瓦倉庫が、ポツンと置かれていた。


 
「赤煉瓦夕景」

 そう、あたかも、おもちゃ箱のガラクタから、ひとつだけ
 母に残されて、大切に棚に飾ってあるおもちゃのようだ。

 かつて車で音楽を聴いて夜明けまで時間をすごした場所は
 おしゃれなカフェテラスとなっていた。
 
 場違いな思いに戸惑いながら、タイムトンネルに入ってしまった
 ような不思議な気持ち。



「赤煉瓦パーク」-タイムトンネルの入り口-

 恋人たちが談笑しながら、きれいになった倉庫内のお店で
 幸福な時をすごしている。
 
 外にでると、かつての太平洋航路の豪華客船が発着した
 4号バースには、巡視船が白い船体を横たえ、まだ港として
 生きていることを示している。

 あのころの雰囲気は何も残っていないけど、今は今の時代の
 中で新しい恋人達の時を刻み続けているのだ。

 昔、そのころ好きだった彼女と、線路の上を手をひろげて、
 よろよろ歩いた場所は、きれいな石畳となり、線路は
 モニュメントとして埋め込まれていた。



「横浜桟橋駅跡モニュメント」

 安い港の近くの行きつけのバーは今はなく、酔っ払って
 歩いた汽車道は、そのまま遊歩道となって山下公園に
 続いている。

 氷川丸は、今はかつての日本郵船時代の色に塗り替えられ
 横より発着する港の遊覧船やシーバスを静かにみまもっている。



「氷川丸」

 230回以上も太平洋を往復した老いた女王は、子供達のような
 遊覧船達、羽を休める鴎達に、精一杯の威厳を保ちつつ、
 昔話をしているようだ。

 華やかかりし時代、つらかったこと、亡くなっていった人の
 こと、シアトルの賑わい、涙、嵐、戦争の影。



「氷川丸貴賓室」

 女王が太平洋を横断していたことを知らない幼子が、
 かつて、栄光に包まれて旅立ったブリッジで、無邪気に
 舵輪を回している。



「氷川丸ブリッジより」-今も鐘は時を刻みつづける-

 残されたコンパスは、今もその子の未来への方位を示して
 その子の夢と未来への旅路の波濤を刻んでいるのだろうか。



「氷川丸の羅針盤」

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【2005/12/05 23:11】   トラックバック(1) | コメント(4) | この記事のURL | Admin↑ | Top↑






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コメント
のんきさんは相変わらず詩人だなあ^^

氷川丸は私も好きです。
歴史を感じさせる素敵な船ですよね。
戦時中に徴用された事もあったけど・・・
違ったかな・・・

去年か一昨年に見に行った時は
外人の大道芸人が氷川丸の前でチェーンソー振り回してたなあW
【2005/12/06 15:49】 URL | ハンニバル・スミス [ 編集] | top↑

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ですね。徴用されて病院船になってました。
姉妹船の平安丸 日枝丸とともに。
 そしてその2隻はもどらず。
 
 氷川丸は病院船ながら数回の触雷にもたえていきのこりました。
【2005/12/06 17:01】 URL | のんき [ 編集] | top↑

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お邪魔します。(^^
のんきさんのブログを拝見していたら
いつの間にかこんな時間に。w
実は自分の実家は桜木町駅から徒歩5分圏内だったりしまして、
とても懐かしく拝見させていただきました。
地元の自分もバブル以来の開発ラッシュには
時々戸惑う事も多いのですが、
山下公園の辺りはそんなに変わっていないので
たまに行っては海を見てボケーとしています。
【2005/12/07 05:21】 URL | メグ=フローズン [ 編集] | top↑

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メグさん。いつもお世話になっています。
 のんきなブログへようこそ。
 
 まあ、書き溜めているうちに、こんな
感じのブログになってしまいました。

 この前は遅くまで、のんきの話相手になってもらってありがとうございます。
 
 でも、いろいろご経験にのっとった話を
してもらえてうれしかった。
 
 励みになりました。

 また、よろしくお願いします。
【2005/12/07 09:41】 URL | のんき [ 編集] | top↑

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日本郵船設立 = 1885年9月29日|郵便番号 = 100-0005|本社所在地 = 東京都千代田区丸の内2-3-2|電話番号 = 03-3284-5151|略称 = NYK LINE、郵船|業種 = :Category:日本の海運業|運送|製品・サービス = 海運、旅客輸送、港湾|代表者 = 代 フェリー&港 ガイド【2007/11/16 13:27】
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